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製品構造図
真空二重ガラス管は、直径30mmの鋼球を450mm高さから落下させても割れない強度を持っているので、通常自然災害で考えられる雹(ヒョウ)に十分耐えれる強度を持っています。
各方式との比較
■U字パイプ方式
・ガラス管で集めた熱を直接伝えるため、くもりでも日射さえあれば温度が上がる。
・U字パイプ内を通水し熱交換を行うため効率が高い。
・CPC反射板により有効集熱面積が大きい。
・U字パイプ内を通水させて伝熱するため、設置角度の制限を受けない。
・U字パイプのため、凍結防止などの水抜きができない。
・U字パイプ内を通水するため配管の圧力損失が大きく多くの台数を連結することができない。
■ヒートパイプ方式
・ヘッダー管のみの通水であるため、水抜きができる。
・ヘッダー管のみの通水であるため、圧力損失が少なく多くの台数を連結することができる。
・ヒートパイプ内で気化・液化を繰り返す構造上、設置角度は15°以上が必要。
・ヒートパイプ内で熱媒が気化することにより熱を伝えるため、日射量の少ないときは効率が
落ちる。
・ヒートパイプの先端のみで熱交換を行うため、U字パイプ式より若干効率は低い。
■平板式
・最も単純な形式の集熱器。
・構造が簡便でコストを下げやすい。
・集光側においてカバーガラスと集熱部との間の対流損失が大きく、100℃以上の高温を
得るのは難しい。
・自然循環式と強制対流式の両方がある。
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